先週の日曜、幼稚園から小学生の頃まで通っていたお絵かき教室の先生の個展へ行ってきました
http://www.gallery-uehara.com/japanese/next/080819_nagao.html
先生にお会いするのは……16年ぶり

先生は最初わからず…わからないまま話し出し、昔話をしていくウチにだんだん思い出されて、最後には母のことも思い出してもらいました
先生のところでのお稽古は私の人格形成にとっても影響を与えてくれるものでした
お絵かき教室はとっても自由
私自身ほかのお習字やスポーツクラブ、塾などのお稽古事とは違い解放されている気分で通っていました
テーマを出されて自分の顔のレリーフを粘土で作ったり、年1回の展覧会では自分の好きなことを描いたり、お正月前には版画を彫ったり…
休日にも東京郊外の山を登って写生したり、帰りには麓の川で水遊び
楽しかったなぁ
そんな思い出話をしていると私も忘れていたやんちゃ坊主だった生徒の話になり…「あった、あったそんなこと
」って最近の話みたいによみがえってきました
当時から先生は子どもたちを子ども扱いしませんでした。
人として接していました。だから先生は子どもの質問にうやむやに答えたり誤魔化したりなんてことはありませんでした。
「なんで、お筆をなめるの?」と質問した私に先生は…
「それはねお稽古終わった後にビールを美味しく飲むために今はお筆をなめているんだよ」と言ってました。
その話をこの前もすると「そんなことを言ったの?ただ単に子どもはビール飲めないだろうって自慢していたんだよ。」苦笑していました
先生と先生の旦那サマの絵の影響もとても受けました。
アトリエにある先生の絵を見ているのも好きでした
独特の不思議な世界観…現実のことを描かれているようですが絵の構図がなんとも非現実的、絵のことはよくわかりませんが先生方の絵を見ていると心地よかったのを子どもながらに覚えています
そしてたまたまリビングで見かけた建物のレプリカのことは今でもはっきりと覚えています。
コレが何で誰の作品か知ったのは何年も後のことでした。
"ガウディのサグラダ・ファミリア"
奇抜なデザインにスケールの大きさに衝撃を受けました。
「締め切りが迫っていて、知人に頼まれて作っただけよ。」とサラッとおっしゃってました。
そうだったのか、当時はそんなことちっとも知りませんでした
子どもではちょっと理解しがたかったことが今は「なんだぁ~」ってことなんですね。
先生も「子どもはそんなにいろんなもの見ているんだねぇ」としみじみおっしゃりました。
先生は不思議。学校の先生、親とは違う価値観の中で生きている人でした。
子どもの頃「先生、なんで世の中には悪い人がいるの?」と聞いたことがありました。
「それはね、天使が悪魔を閉じ込めた瓶をうっかり落として割ってしまってその悪魔が人の中に入ってしまったからなんだよ。」と話してもらいました。
私はどう理解したのか覚えていませんがそのことが頭から離れません。
今の私は「どんなに素晴らしい人でも魔が差す、だから許しなさい」と解釈しています
先生の影響で私の好きなものはサルバトール・ダリ、アントニオ・ガウディ、山登り、創作活動…
一緒にギャラリーに行った旦那サマも先生との会話を楽しんでもらえて嬉しかったです
今回のテーマは先生の故郷広島が先生の世界観で表現されていました
来年はどんなテーマでしょうか??
たまには私も絵を描こうかな…。
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